【AIでシステム開発”超”入門】第5話 要件定義 ― AIと一緒に“条件”をつくる

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要求は出そろった。でも……

前回の要求定義で、みんなの想いは出揃ったよね

出揃ったみんなの想い

そうだね、それぞれの要求がまとまったね☺️

ここからどうやって要件定義?とかシステムの話にするのかな?

ふぉふぉふぉ、ついに登場じゃな☺️

AIの出番だね


要件定義って、何をするの?

要件定義でAIをどんなふうに使うのかな?

要件定義とは、
出揃った要求を、判断に迷わない形に変えること
じゃ

判断に迷わない形…?

例えばさ、
「データ更新を間違えたくない」っていう想いはとても大切だけど、
それだけじゃシステムは作れないんだ
だから、
どういう状態なら間違っていないと言えるのか」これを決めるのが要件定義だね

なるほど…みんなの想い(要求)を条件にしていく感じか

そう☺️
そして、こういう網羅的な仕事こそ、AIが得意とする分野の1つなんだ


いざAIへ依頼

じゃぁ、さっそく出揃った要求でをAIに渡してみよっか
AIにはこんな感じで、
———————–
〜要求〜
この要求を前提に、 システムとして必要な条件やルールを 漏れなく整理してください
———————–
お願いしてみよう

カタカタ…よし、送信

うわー! いっぱい出てきた!

どれどれ…

概ね正しいけど、「全員が商品情報を編集できる」って出てきてるね

えー、ゴリ夫くんや営業メンバーが商品情報を更新出来ちゃったらマズイなぁ…

ふぉふぉふぉ、良い指摘じゃな☺️
このように、AIは決して万能ではない
じゃが修正は容易じゃぞ


人間がAIを修正する

じゃぁAIにオーダーする文面を変えてみよう
こんな感じかな

・商品情報の新規登録・修正は「事務のみ」
・営業は商品情報を変更できない
・営業は在庫数のみ増減可能

うん、これならみんな安心できるね

カタカタカタ…よし、今度こそ…!

AIからの返答

ちゃんと商品情報は「事務のみが登録・修正できる」になってる!

今度は大丈夫そうだね

AIが返したことを、確認せず盲信してしまうと痛い目を見ることになる。
しっかり内容を確認して、こちらの要望とマッチしているかを確認するのが大事じゃ

AIは願いを叶える神様ではなく、優秀なパートナーだからね

だんだんAIとの付き合い方も分かってきたぞ☺️


要件定義のゴールが見えた

なんか、細かい部分がクリアになって、急にシステムの輪郭がはっきりしてきた感じ

そうそう、これが要件定義☺️
画面の見た目の話でもない、コードの話しでもない、
システムがどう振る舞うべきかを決める工程なんだ😎

最初にAIに丸投げした時と全然違う…一緒に作り上げてる感じがするね

ちなみにワシの昔話じゃが、AIが登場するまで、
要件定義書は抜け・漏れの嵐じゃった
たとえば
—————————–
■ログイン画面
 - ユーザーが迷わずログインすることが出来る
—————————–
こんな要件定義を出してくるコンサルタントや上流担当者もいたんじゃ
要求と要件をごちゃまぜにしておる感じじゃな

ひー💦

・ユーザー
 … 登録してるユーザー?
・迷わず
 … 何を持って「迷わず」とするか
・ログインすることが出来る
 … ログイン時の入力情報は?メールアドレス?ユーザーID?パスワード?
   二段階認証はいる? bot対策は必要?

とかとか、いっぱい気になることが出てくるよね😂

人間一人一人が持っている知識は限られるから、こういう網羅性を求められることは、AIに手伝ってもらうのがベストだね☺️

しかし、このようなツッコミを担当者に返すと、嫌われてしまうからな💦
———————————-
・ログインすることが出来る
 … 登録時のメールアドレスとパスワードで良いですよね?
  合わせて「botじゃない確認」もおすすめですよ
———————————-
このように、提案しながら話を詰めていくほうが良いじゃろうな☺️

わかりすぎる…

い…いろいろ勉強になるなぁ…


次はいよいよ「設計」

次はいよいよ「どう作るか」だよね?

左様、次は設計じゃ☺️

画面やデータ、それらの流れを考える工程だね😎

どんどん完成に近づいてる感じがする!🥳

次回予告:第六話「設計」

要件が決まったとき、システムの“設計図”が描けるようになる。

人間が描き、AIが形にする。

共同作業は、次の段階へ──

前の話、次の話、を読む

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と感じていらっしゃいましたら、
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