【AIでシステム開発”超”入門】第6話 設計① ― どう作るかを決めよう

AIでシステム開発超入門 AI
AIでシステム開発超入門

設計って、何をするの?

今回は設計、だよね?

そうだね😎

正直さ、設計って聞くと
“難しい図”とか
“大量の専門用語”のイメージがあるんだけど…

大丈夫、今日やる「設計の型を決める」のはもっとシンプルだよ☺️
システムを、どう分けて考えるか を決めるだけだね
本格的な設計書はAIに生成してもらうよ😀

答えを一つに縛るための“型”を作る工程じゃ
型がないと、人もAIも、好き勝手な答えを出してしまうからのぅ😏


まずは大きく分ける(図①向き)

今回のシステムは、大きく言うと三つじゃ

 1. 画面  … 人が触るところ
 2. データ … 商品・在庫の情報
 3. ルール … 誰が何をできるか

これも図にまとめたほうが分かりやすそうだね

こんな感じかな?

上出来じゃ☺️

画面という軸で考える

じゃぁまず「画面」から考えよう
ここで言う画面は、デザインとかではなく、
画面に見える情報、見えない情報ということだよ

情報が見える・見えない、の話だよね

そう、ここで考えるのは、
誰に、どこまでの情報を渡すべきかじゃ

要件定義の内容を振り返ると、だいたいこんな感じになるかな
 ゴリ夫(営業):判断に使う情報
 ネコ美(事務):正確性を確認する情報
 ヤギ沼(課長):全体を俯瞰する情報

カキカキ…書けた☺️

なんていうか、こんな抽象的な情報でいいの?

うん、大事なのはデータの性質を見極めることなんだ😎

データの設計

次はデータじゃ

今のExcel管理って、商品情報と在庫数が1つにまとまってるよね?

うん、ひと目で見やすいからこの形になってるけど、
正直上書きの温床になってる気がする…

そうだね
在庫の上書きで間違った値になったり、在庫を動かしても商品情報が変わったり、
そんなことが起こらないように商品データと在庫データは分けて持ったほうが良いね

まとめると、データ軸はこんな感じかのぅ
 ゴリ夫(営業):日々変動する数値
 ネコ美(事務):正しさが保証された他部署も信用して使うデータ
 ヤギ沼(課長):判断材料としてのデータ、直接触らないデータ

よし…っと☺️

だんだん背骨が見えてきたのぅ☺️


ルールの設計

次はルールだね

ルールって、要件定義で決めたこととは違うの?

要件定義で決めたのは「方針」じゃ。
設計で決めるのは「どこで守らせるか」なんじゃ

ほえー🤯

たとえば、
 ・営業が忙しいときに、つい確認せずに在庫更新する
  → 営業にはルール遵守を期待しすぎない
 ・誰でも商品情報が更新できる
  → 商品情報の正確性はは事務が責任を持つ
とかとか😎

なるほどー! 使う人が気をつけるんじゃなくて、システムのルールで
ミスをせき止めるんだね

左様じゃ
これがミスが起きない設計じゃな。
ここには「期待してはいけないこと、任せるてはいけないこと」を入れるぞい。

それぞれまとめると、
・営業
 注意深さに期待しない
 ルール遵守に期待しない
・事務
 正確性への責任は持つ
 他からの操作を信用しない
・課長
 個別操作には関与しない
 例外対応に追われない

よし、こんな感じかな
なんかゴリ夫くんとか営業部がお説教されてるみたい😂

弱点をシステムでカバーする意味合いもあるからのぅ
文字にすると、苦手なことを攻めてるように見えてしまうこともあるな😂

ここでAIの出番

ここまで整理できたらAIの出番だね

・業務分析
・要求定義
・要件定義
結構長い道のりだったなー💦

ふぉふぉふぉ
街中にあるビルを見てみぃ
ただのビルに見えるが、その影には途方もない計算と設計が隠れておる
システムも同じじゃ☺️

たしかに! いままで意識したことなかったな…

いろんなモノに、ありがたみを感じるようになるよ🤣


次はいよいよ「設計書の生成」

次はこれまでの情報をAIに入力して、設計書を完成させるのかな?

左様じゃ、設計書を形にするフェーズじゃな☺️

ここからはAI活用がグッと増えてくるよ😎

どんなにAIが優秀になっても、良いシステムは良い設計からしか生まれん
そのことを肝に銘じて進めるぞぃ😎

次回予告:第7話 最終回「設計②」

設計の型が揃ったとき、

AIは一気に設計書を書き始める。

人間が決め、AIが広げる。共同作業は、最終フェーズへ。

前の話、次の話、を読む

お問い合わせ

もし今、

・AIでシステムを作ってみたいけど、何から考えればいいか分からない
・SaaSを増やしすぎて、業務がかえって複雑になっている
・AIで作り始めたが、この進め方で合っているのか不安

と感じていらっしゃいましたら、
無理に作り切る前に、一度ご相談ください。

「まだ構想段階」「考えがまとまっていない」状態でも問題ありません。
一緒に整理するところからお手伝いします。

    AIでシステム開発”超”入門

    【AIでシステム開発”超”入門】第7話 最終回 設計② ― AIに設計を渡してコードを生成しよう
    AIで業務システムを内製するには、何を人が決め、何をAIに任せるべきか。設計書生成から実装までの流れを通して、AI駆動開発の現実的な進め方を会話形式で解説する最終回。
    【AIでシステム開発”超”入門】第6話 設計① ― どう作るかを決めよう
    設計とは、仕様を書くことではなく「考え方の型」を作ること。画面・データ・ルールに分けて考えるシンプルな設計手法を、AI活用を前提に会話形式で解説します。
    【AIでシステム開発”超”入門】第5話 要件定義 ― AIと一緒に“条件”をつくる
    要求が整理できたら、次は要件定義。AIを使いながら、システムとして守るべき条件やルールを整理していく流れを、商品マスタ管理を例に会話形式で解説します。
    【AIでシステム開発”超”入門】第4話 要求定義!?
    「最新版が分かるようにしたい」は本当に機能要件?業務システム開発に欠かせない要求定義の考え方を、想いと要件の違いに注目しながら、会話形式でわかりやすく解説します。
    【AIでシステム開発”超”入門】第3話 業務分析!?
    ヒツジくん、会社の人たちから話は聞けた?うん、バッチリ聞けたよ!じゃぁ、さっそくまとめて行こう👍️こういうときは頭の中だけで考えず、かならず紙やホワイトボードに書くと良いぞ☺️まず何から始めれば良いの??まずは、ホワイトボードの真ん中に商品…
    【AIでシステム開発”超”入門】第2話 システムが作れない😭
    AIに「業務システムを作って」と頼んでも、なぜうまくいかないのか?会話形式で、AI開発が失敗しやすい理由と、いきなり作り始める危険性をやさしく解説します。
    【AIでシステム開発”超”入門】第1話 入門の入門
    AIで業務アプリは本当に作れるのか?フクロウ博士・クマくん・ヒツジくんの会話形式で、AIを使ったシステム開発の超入門を解説。まずは電卓作りから、業務システム内製化の第一歩をわかりやすく紹介します。

    人気記事

    タイトルとURLをコピーしました