無人店舗の運営をスマートに──「SwitchReach Air」で照明・電源・ロックを一括制御

SwitchReach Air

はじめに

防犯、営業時間管理、省エネ、自動化対応──無人店舗やショールームの運営では、設備のオンオフや施錠管理をいかに効率化するかがカギとなります。

「SwitchReach Air」は、MQTT制御とWeb管理に対応したスマートリレー装置として、照明・電源・ロック機器などを予約や決済と連動させ、完全無人でも安全かつ快適な店舗運営を可能にします。


よくある課題

  • 開店・閉店時にスタッフが毎回現地で照明や電源を操作する手間
  • 不正入店や無断延長による利用トラブル
  • 営業時間外の電力ロス(照明・機器つけっぱなし)
  • 顧客の利便性とセキュリティの両立が難しい
  • 複数店舗をまとめて管理するのが大変

「SwitchReach Air」でできること

■ 予約・決済連動のドアロック制御

例えば、完全無人のショールームやセルフ型の販売スペースでは、予約と決済が完了した顧客のみが入室できる仕組みが求められます。SwitchReach Airを用いれば、Web予約完了と同時にドアロックが自動で解除され、入室可能に。利用時間終了後には自動で施錠されるため、不正な長時間滞在や無断入店を防止できます。管理者は必要に応じて遠隔から即時施錠・解錠の操作も可能なため、急なトラブル対応にも柔軟に対応できます。

■ 店内設備の一括制御

たとえば照明、デジタルサイネージ、換気扇、電源コンセントなど、店舗で使用する機器類をSwitchReach Airの各リレーに割り当てて制御できます。予約開始10分前に照明とディスプレイを自動点灯、利用終了後は換気を一定時間ONにした後すべての設備をOFFにするといった運用が可能です。特定の時間帯だけコンセントを解放したい、表示装置だけ予約状況に応じて切り替えたい、といった細かな自動化設定にも対応しています。

■ 多拠点対応のクラウド管理

全国に複数の無人店舗を展開している事業者にとって、各拠点の状況を一元的に把握できる仕組みは不可欠です。SwitchReach AirはWebベースの管理画面を備えており、各拠点の通電状況・施錠状態・設備の操作履歴などを一覧で管理可能です。CSVでエクスポートすれば月次レポートとして活用でき、稼働率やトラブル発生状況の分析にもつなげられます。

  • 照明、電源コンセント、ディスプレイ、換気などをリレーで個別または一括制御
  • 利用時間外は全ての設備を自動でOFF、無駄な通電を防止
  • 機器ごとにタイマーや条件付き制御(例:同時操作禁止)も設定可能

■ 多拠点対応のクラウド管理

  • 店舗ごとのスケジュールをWebから一元管理
  • 使用履歴・操作ログをダッシュボードで可視化
  • 拠点別の運用状況をCSV出力し、レポート作成にも活用可能

導入効果とメリット

  • 人手ゼロでも安心な営業体制:施錠・照明・設備操作を自動化し、現地対応不要
  • 営業時間遵守と電力削減を両立:設定通りに設備がON/OFFするため、運用ミスゼロ
  • 信頼性と安全性の向上:入退室ログ・通電ログにより、トラブル時の確認も迅速
  • 運営の柔軟性がアップ:急な予約・キャンセルにも即時対応できるインフラが整備可能

まとめ

SwitchReach Airは、無人型店舗や小規模展示施設にとって、設備制御・鍵管理・省エネ運用のすべてをまとめて支える中核ソリューションです。

高い拡張性とWeb連携によって、これからの店舗運営に必要な“スマートさ”を確実に提供します。

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